水天宮へ安産祈願に行こう

2007-02-20 17:00:00

主人と私のお休みが重なった、ある水曜日。戌の日に行くことを断念した「安産祈願」へ行ってみることにした。

場所はもちろん、日本橋の水天宮。お腹が張りやすい状態は続いていたため、車でお参りに行く。

水天宮は、日本橋のオフィスビル群の中に、ポツンとその歴史深い姿漂わせた、東京ならではの神社。安産祈願はとにかく有名で、戌の日には、遠くからも参拝客が訪れるらしい。

地下駐車場に車を止め、境内へと上がる。神社自体は非常に由緒正しい佇まいなのに、駐車場にはエレベーターまで完備してあり、なんだかそのギャップがおかしい。

さて、境内に入ると、まずは本殿横の売店で「祈祷」の申し込みをする。名前を記入し、初穂料3000円を支払う。(お守りは別料金)

水天宮では、祈祷は毎日、30分間隔でおこなっているらしく、祈祷開始時間少し前に申し込んだ私たちは、待ち時間なく祈祷をおこなってもらえることになった。

本殿の中に案内され、イスに座って待つ。私たちの他に、3組のカップルがおり、やはり奥さんはみな妊婦さんだった。

お祓い、祝詞奏上をおこない、壁に掲げるお守りのようなものや水天宮の案内が渡された。時間にすると、15分程度だったと思う。



なんということはない祈祷だったが、「安産」を約束されたような気分になって、「たまには神頼みもいいな〜」と柄にもなく上機嫌で水天宮を後にしたのだった。

Category : 出産

妊婦に多い症状/お腹の張りとガンジタ膣炎

2007-02-17 17:00:00

5回目の検診から1週間。お腹の張りは続く。

薬もなくなってしまったため、再度、病院へ診察を受けにいくことになった。

検診ではなかったが、尿を採り、体重・血圧を測って診察を待つ。

普段は混雑していても、呑気に本でも読んで待っているのだが、自分の体調が悪いと、診察を1時間待つのも辛いもの。やっと診察室に呼ばれた時には、ぐったりしていた。

先生に、お腹の張りが続いていることと薬を飲みきってしまったことを伝えた。

張りが続いているので、念のために、子宮口が開いていないかの確認で内診をおこない、エコーで赤ちゃんの様子も確認する。



幸いなことに、赤ちゃんにも子宮にも問題はなく、ほっと一安心。

先週もらった張り止め薬より効き目の強いという、「ウテメリン」という薬を処方してもらった。

その後、先生から「検査の結果も出てますよ」と伝えられる。そういえば、4回目の検診時に妊娠初期の検査をしたのだった。

先生「ああ、ガンジタ膣炎にかかってるようですね」

ええ?! ガンジタ膣炎というと、性病として名高い、あの病気ではないか。一瞬にして、お腹の張りのことなど忘れてしまった。

先生「妊婦さんはよくなるんですよ。誰かから感染したとか、そういうことではなく、免疫力が落ちているから、膣内にもともとある細菌が繁殖し(とかなんとか)」

ああ、良かった。…って良いわけがない。

私「治療はどうするんですか?」

先生「いや〜、かゆみを感じてないなら、大丈夫ですよ、出産までに治せばいいから…それに、妊娠中は治しても、また発症することが多いし…」

………放置ですか? 病気持ったまま、放置ですか? そんなもんなんですか?

病気だと知っていて放置するのも非常に嫌なので、痒いと訴え、塗り薬を処方してもらった。

私の頭の中は、「お腹の張り」から、一気に「ガンジタ膣炎」へと切り替わってしまった…。なんといっても、膣炎を放置するという事態に衝撃を受けた。いや、確かに再発するかもしれないけど…それでも…ねえ………。

Category : 出産

5回目の妊婦検診/悲しきかな「張りやすい体質」発覚か?!

2007-02-14 17:00:00

前回の検診から一ヶ月、5回目の検診だ。

また、いつも通りに、尿を採り、体重・血圧を測り、診察を待つ。

実は、この頃、やたらとお腹が張るようになり、どうも体調が悪い。お腹が張るという感覚は、妊婦独特なものなので、私自身も経験するまで分からなかった。この「お腹が張る」というのは結構、きつい。便秘の時に感じる、なんとなく膨れた感覚ではなく、もっとはっきりとした痛みを伴う。歩くのはもちろん、立っていることすら辛い。かといって、激痛に悶えるというほどでもないのだが…。

診察室に呼ばれた私は、問診時にこのお腹の張りを訴えてみることにした。

お腹の張りは妊婦にはよく見られる症状で、疲れが続いた時や無理をしすぎた時に出やすいという。また、張りやすい体質というのもあるようで、酷い人だと妊娠初期から悩まされ、入院ということもあるらしい。

とはいえ、お腹の張りは、あまり良くない症状だ。一時的なものであれば問題ないのだが、これが持続的に続くと、最悪の場合は流産ということも考えられるからだ。

安静にしているのが一番なのだが、そうもいっていられないため、先生からは「張り止め」の薬が1週間分、処方された。そして、症状が治まらないようだったら、また来院するようにいわれたのだった。

Category : 出産

妊娠5ヶ月目・戌の日参りで安産祈願!

2007-02-10 17:00:00

5ヶ月目の「戌の日」に安産祈願のお参りをしたり、「帯祝い」と呼ばれる腹帯を初めて巻く儀式をすると、安産になるといわれている。

多産で、なおかつお産が軽い犬にあやかって、「戌の日」におこなわれるのだ。

これまで、まったく妊娠・出産に興味のなかった私は、またまた同時期に妊娠した友人のメールで、この「戌の日」の儀式を知った。そもそも、「戌の日」という呼び名の日があることすら知らなかった。

妊婦気分を盛り上げるためにも、「戌の日」参りをしてみようかと、ネットで検索してみることにした。

東京で有名な「安産祈願」といえば、日本橋の水天宮だ。HPを見ると、戌の日には大行列になり、参拝に1時間待ちも当たり前のようだ…。そのためもあり、HPでは「安産祈願は戌の日でなくても大丈夫」といった内容の文句があちこちに記されていた。

せっかくだから有名所で安産祈願してもらいたいが、さすがにこの身体で1時間も待つのはきつい。真夏で暑い日が続いていたし…。

しかも、私が妊娠5ヶ月目の「戌の日」は、2回しかなかった上に、そのうちの1回が翌日だった…。

これはもう、戌の日の祈願は諦めようと、帯祝いだけおこなうことにした。とはいえ、なにしろ「戌の日」について知ったのは、直前だ。前もって知っていれば、例えば産婦人科でおこなわれている「帯祝い」への参加申し込みなどができたのかもしれないが、そんな考えは全くなかった。

またまたネットで検索すると、「帯祝い」は戌の日から腹帯を巻き始めるだけでもいいらしい。最近は、腹帯といってもサラシ状の帯を巻く人はほとんどいなくて、ただの腹巻きにしかすぎないのだが、それでも「戌の日」から着け出すのが良いようだ。

それなら簡単だ。ちょうど、通販で頼んだ「腹巻き」(本当は腹帯)が届いていたので、それを早速、「戌の日」から着用することにした。



意気込んでいた割には、大したことをやらなかったのだが、なんとなく妊婦気分を味わえ、大満足の戌の日だった。

Category : 出産

初めてのマタニティグッズ/優秀通販を探せ!

2007-02-06 17:00:00

同時期に妊娠していたことが判明した友人から、メールが届いた。

「マタニティグッズ買った? そろそろ下着とかも変えたいよね」

そうなんですか…。

確かに、胸は張ったままで痛いし、お腹も出てきた。マタニティ下着の時期に突入したのだろうか…。

私は、あまり妊婦雑誌などを読まなかったので、自分が今、どんな時期なのかよく知らなかった。とりあえず、友達がマタニティ下着を買うというので、つられて一緒に買ってみることにした。

とはいっても、仕事も忙しいので手軽な通販に頼ることにする。

仕事先で、「妊婦グッズは『妊すぐ』の通販ものが可愛いよ」と経産婦にお聞きしていたので、早速『妊すぐ』を購入。じっくりと読みふける。



下着と一口に言っても、様々な種類があり、どれを買ったらいいものやら、さっぱり分からない。

そこで、雑誌を信用し、「妊娠初期」と書いてあるパンツを数枚と、まるで中学生(今は小学生?)が着けるようなスポーツブラタイプのハーフトップブラを数枚、腹巻きにしか見えない「腹帯」を2枚注文した。

 

それにしても、最近の妊婦グッズはすばらしい。(といっても、昔の妊婦グッズはしらないのですが…)

あらゆるものが、今時のデザインだし、妊婦であっても「オシャレな下着にしたいの」という女心が伝わるような、最大限「頑張った」デザインのものも多い。これならば、マタニティライフを多少は楽しめそうだと、ほっと一息した。

Category : 出産

妊娠中期・お腹が出てきて妊婦体型に!/艶女から妊婦への変貌…

2007-02-02 17:00:00

妊娠4ヶ月目のこの頃。早くもお腹が出てきた…ような気がする。

妊娠前の私は、雑誌「NIKITA」バリのカーヴィータイトスカートやら、ボディラインが出るのを良しとしたファッションばかりしていたため、少しでも体型が変わると着られない服が大量にあるのだ。

そして、そんな身体にぴったりな洋服が、次々とキツく感じられる。つわりのお陰で、体重は妊娠前よりも3キロほど減っていたため、普通は着られなくなるハズはない。

……お腹が出てきたのだ!きっと。

そう思って、自宅でファッションショーをしてみると、確かにお腹周りだけがキツく感じられる。そう思いながら、しげしげと鏡を見れば、なんとなくウエストのくびれもなくなってきた…ような気もする。

とうとうか!

お腹が出てきたという自覚があると、「妊娠した」感覚も一気に増えてきた。とりあえずは、あまりお腹を圧迫するのは良くないだろうと、それまで履いていた、ジャストフィットのタイトスカートやデニムはタンスの奥深くにしまうことにした。さらに、マタニティ気分を増殖させるべく、今まで履いていた8センチヒールもシューズボックスに収納。3〜4センチヒールまでのサンダルを常用することにした。

ちょっとしたファッションの変化なのだが、自分の中の気分は大違い。こうして「妊婦の自覚」が生まれていくのかもしれない…。

Category : 出産

妊娠中の旅行〜韓国・済州島への旅〜

2007-01-30 17:00:00

主人の会社の旅行がやってきた。韓国・済州島3泊4日の旅だ。

会社の社員旅行とはいえ、主人の勤める会社は個人経営の小さな会社。旅行に行く皆さんとは、普段から仲良くさせてもらっているため、ギスギスした感じもない。まあ、家族同伴で行くような「社員旅行」だから、言わずもがななことだが…。

そんなわけで、妊婦とはいえ、全く気負いもなかった。なにしろ、唯一の心配事だった「つわり」がきれいさっぱり終了してくれたのだ。

旅行自体は、とても楽しく、特に不便もなく過ごせた。自らを妊婦と自覚することもあまりなく、返って周りが気をつかってくれるのを逆に心苦しく思うほどだった。

しかし、唯一残念だったのは、海に入れなかったことだ。済州島という場所柄、どうしてもマリンスポーツは必至。みんなで海に繰り出したのだが、さすがに私は浜辺でお留守番だ。

妊婦が海に入るのはよくないとされている。というのも、海の中には雑菌が多く、抵抗力の弱っている妊婦には、感染症の恐れがあるからだ。

しかし、そういったいくつかの制限を除けば、海外旅行でさえも別に我慢する必要がないように思う。もちろん、個々の体調によるのだろうが、「妊婦だから」と変に気をつかい過ぎてはストレスが溜まる一方だ。私は気楽すぎるのだろうが…。

 

さて、そんな旅行中の出来事を一つ。

「妊婦は運が2人分あるから(お腹の赤ちゃんの分の運もあるから)賭け事や懸賞が当たる」なんてよく言われる。出版業界では、「妊婦が本を出すと(著作を出す)普段の2倍売れる」なんて噂さえ聞いたこともある。

私は全く信じてなかったのだが、この旅行中、それを体験してしまった。カジノで大当たりを出したのだ。

主人がルーレットに興じている横で見ていた私。社長さんに「次は何が来ると思う?」と問われ、思い付いた適当な数字を言ったところ、見事にその数字が!

私の言った数字に賭けていた主人は、大勝利! 私自身もびっくりの出来事であった。もちろん、すぐに現金に戻して、勝ち逃げだ。

それ以来、「もしかして運がいいのかも!」と宝くじを買いまくっているのだが、結局、大当たりはあれっきりだった……。

Category : 病院

4回目の妊婦検診/エコー検査で手足出現!

2007-01-25 17:00:00

主人の会社の社員旅行に同行することになっていたため、旅行前に検診を…ということで、4回目の検診に行って来た。

育児本などによると、安定期と言われる5ヶ月〜8ヶ月の間に旅行などをするのが良いようだが、社員旅行ということもあって、そんなことを言ってられない。海外とはいえ、韓国への3泊4日の旅だったし、妊娠が分かった時にはすでに申し込みは済ませた後だったので、どうにかなるさと気楽に考えていくことにしたのだ。

さて、4回目の検診も普段通りの手順で受付や尿検査をすませ、診察へ。まずは内診をして、エコーで赤ちゃんの様子を見せてもらう。



この時、13週目。4ヶ月に入ったことになる。足と手が出現し、少しずつ人間の形になってきた。それでも赤ちゃんの大きさは、6cmだという。そんなに小さいんだ…。なんだか不思議な感覚だ。

その後、妊娠初期の検査をおこなうということで、子宮がん検診用の細胞を取り、性病感染の検査も行い、採血もされた。

診察室へ戻ると、いつものようにまた問診。とりあえず、旅行に行く旨を伝える。特にトラブルが起こっているわけでもないので、問題なさそうだ。とりあえず一安心して、今日の検診は終了した。

Category : 病院

マタニティブルーからハッピーライフへ/幸せ気分を楽しむきっかけ

2007-01-22 17:00:00

誰と会っても気をつかわれることに段々と嫌気がさして、この頃には妊娠していることはあまり口にしなくなっていた。

言わなければ気づかれないもので、つわりも治まっていたので、全く普通に生活していた。

そんなある日、私は仕事で知り合った方と夕飯を食べにでかけた。

「あれ? 妊娠してるの?」

トイレから戻って来た私の姿をみて、突然聞かれた。全くそんな素振りをみせていなかった私は驚き、

「どうして??」

と問い返す。

「お腹がぽっこりしてきた気がする」

そうか。確かに、それまでよく履いていた身体にフィットしたタイトスカートがきつくて入らなくなっていたし、心なしかお腹も出てきていた。

相手から妊娠したことを聞かれれば、わざわざ隠すのも変なので、

「よくわかるね〜。誰にも言われたことなかったのに」

と普段通りのテンションで切り替えした。

今までの友人たちのパターンだと、ここから私の身体への気遣いが始まり、下手をしたら私の行動が赤ちゃんによくないと説教が始まる。それを何度となく経験し、そしてブルーになっていた私は当然、次の言葉を待って身構えたわけだが…。

知り合いの口からは、一向にそういう言葉は出てこなかった。まるで私が「実はこの間、新しい車買ったんだ〜」と報告したかのような気楽さで、「いいな〜、産まれたら見せてね〜、遊ばせてね〜」という何だか見当外れとも思える返し方だったのだ。あげくに「大丈夫? 父親ははっきりしてる?」などときわどい冗談まで平気で言い、楽しそうに笑っていた……。そして、そんな気楽さのまま、

「赤ちゃんは、親を選んで産まれてくるんだって。良かったね〜、選ばれて」

と、一言。

その後は、全く何事もなかったかのように、普段通りの会話をして普段通りに行動して別れた。結局、この知り合いからはその後も、私に妊婦の自覚を求めるような言葉や「ああしろ、こうしろ」といったとセリフは一度も聞くことがなかった。

私はこの知り合いの対応に、正直驚いていた。変わり者で、常識外れな人間だったが、こんな対応をするとは思っていなかったのだ。

そして、それがとても有り難かった。私が妊娠しても、私が母親になっても、私を「赤ちゃんのお母さん」「母親」という見方ではなく、あくまでも「私」として扱ってくれる。そんな接し方をしてくれる人がいたことがとても嬉しかった。そして、そういう人がいてくれることで、「私は私でいいんだ」と思え、心に余裕をもつことができるようになった。

それからは、友人や家族のしつこいほどの、アドバイスや説教や気遣いを適当に受け流すことも出来るようになった。マタニティブルーに悩んでいた私には、一つの転機となったきっかけだった。

Category : 出産

これが噂のマタニティブルー?

2007-01-19 17:00:00

マタニティブルーは、一般的に出産後すぐの時期に「赤ちゃんがいる生活」に慣れなくて起こるものらしい。

しかし、私はつわりが終わったこの時期に、「まさに鬱」状態に襲われた。マタニティブルーというよりは、どちらかというと「マリッジブルー」に近いような気分。

「私なんかに子供ができて大丈夫?」「これから一生、私の人生はこの子供に支配されちゃうの?」「仕事はどうなるの?」「私の自由な時間はなくなるの?」

など、次から次へとブルーの種が襲ってくる。

それだけでも鬱な気分なのに、さらに私の妊娠を知った家族や友人たちからの、「これからお母さんになるんだから…」という言葉も非常に重かった。

今まで履いていたローライズのデニムを履いていると、「妊婦さんがお腹を冷やしちゃダメ!」と言われる。仕事が立て込んでいて、徹夜で原稿を書いていると、「妊婦なんだから仕事を控えなさい!」と怒られる。

心配してくれていることは充分にわかるのだが、誰もが思う「母性本能溢れた母親」になることを強制されているような気がして、どんどんと気持ちがふさぎ込んでいった。そして、誰もが「私」という人間を「私」ではなくて、「これからお母さんになる妊婦さん」としてしか見ていないように感じてしまうのだった。

かといって、どうにかなるような問題でもない。いきなり母性本能が目覚めるわけでもないし、そもそも私は「妊婦らしい」生活を楽しめるタイプの人間でもなかった。お腹の子のことを考えて穏やかな時間を過ごすよりも、仕事に明け暮れて飛び回っている時間の方がやっぱり楽しかったし、「子供のために」という言い訳で好きなことを我慢したくはなかった。

だから葛藤はそれからしばらくの間、私を苦しめ続けていた。

そして、つわりと同様、ある日、突然、マタニティブルーからも解放されたのだった。

Category : 出産

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